「風魔座(映画感想)」カテゴリーアーカイブ

風魔座『メカゴジラの逆襲』

『メカゴジラの逆襲』1975

ゴジラシリーズ15作目。

前回、ゴジラに破壊され海に沈んでいたメカゴジラを回収し復活させた大宇宙ブラックホール第三惑星人。

しかも前回は、ゴジラ・キングシーサー二匹で倒したのに今回は逆にメカゴジラ側にチタノザウルスという助っ人もいます。

このチタノザウルスがどういう訳かなかなか扱いが大きく、登場時間も長い上にメカゴジラが敗れた後も最後までゴジラと戦います Σ (*`ω´*)ノ

でもチタノザウルス光線もはかないし、戦い方的にはこれといった特徴がないんだよなあ汗。

最後は、ブラックホール第三惑星人によってサイボーグに改造させられ、メカゴジラの起動装置まで身体に仕込まれてしまった女性かつらが自らを破壊(自殺)するというこの時期のゴジラ映画にしては悲しい展開。

ゴジラシリーズにも関わらずゴジラを差し置いて、タイトルに名前を冠したメカゴジラの人気ぶりが伺えますが、当時斜陽だった怪獣映画の人気を持ち返すまではいかず…。本作を最後にゴジラシリーズは長い冬眠に入ってしまうのです…。

今回の自慢の一品。

もう一体持ってました。初代メカゴジラソフビ。

こちらは、ちょっとレアな山勝製。ちょうどディフォルメからリアルな造形にソフビが移行(進化)していた時期のソフビでレトロ感もあり趣がありますね。

サイズはBANDAI製よりも一回り小さめ。

ソフビ愛は尽きない。

風魔座『ゴジラ対メカゴジラ』

『ゴジラ対メカゴジラ』1974

ゴジラシリーズ14作目にして後の人気怪獣メカゴジラの初出。

舞台は沖縄。玉泉洞に基地を構え、地球侵略を図る実は猿人の大宇宙ブラックホール第三惑星人が操るメカゴジラとゴジラ・キングシーサー・アンギラスとの大バトル。

今でこそ、自分は沖縄は第二の故郷と思っているほど思い入れのある場所ですので、改めて見ると舞台が沖縄というだけで嬉しくなる。

そして、メカゴジラ!自分が子供の時ゴジラを見だしたときは、人気怪獣と言えば、ゴジラ・キングギドラ・メカゴジラが鉄板だったと思います。

が、このメカゴジラが初めて銀幕に登場した本作公開時はゴジラ含め怪獣映画自体の人気が下がっていっていた時期。いつシリーズが終わってもおかしくない時期に登場した怪獣だったんですねえ  (:.;´゜;3;゜`;.:)

一個、見ていて気になってしまったところは、 大宇宙ブラックホール第三惑星人 がメカゴジラのことを『サイボーグ』と言っていたところ!サイボーグということは元になった生命体がいた!?ということ!?ガイガンがサイボーグなのはわかるけど、メカゴジラは完璧にロボットだよね (:.;´゜;3;゜`;.:) ?

ともかく、その後のゴジラ映画にもわき役でしか出てこないキングシーサーくんですが単体で主役級の怪獣としてでておかしくない位魅力的な怪獣だよね。

話はそれますが、玉泉洞といえば、、、、

過去に玉泉洞でプロレスの試合をしたことがあります (:.;´゜;3;゜`;.:)

琉球ドラゴンプロレスさんでの試合!こんなに凄いところで、貴重な経験させて頂きました!

この時、チャンピオンだったんだね汗。

また必ずチャンピオンになって沖縄に凱旋致します!

自慢の一品コーナー。

BANDAI1983年製メカゴジラ。

僕が生まれる前のものです。僕がゴジラを見だしたときは、平成VSシリーズのスーパーメカゴジラが出た時だったのでこの古い初代メカゴジラのおもちゃはもうなかなか売ってなかったですね。こちらは、大人になってから中古で入手したものです。近所のゴジラ好きのお兄ちゃんK太君が持っていてどうしても欲しかったのです…。

風魔座『ゴジラの逆襲』

ゴジラの逆襲』 1955

ゴジラシリーズ2作目。まだ白黒映画だ。

アンギラスの初出であり、ゴジラが他の怪獣と対戦する初めての映画ではあるが、アンギラスも途中でゴジラに敗れるし、まだ怪獣対怪獣ではなく、ゴジラと人間との闘いをメインに描いている。

恐怖の対象であるゴジラという印象は依然として強くするためかゴジラ映画では珍しく、終盤はメイン級の登場人物の小林パイロットの死という悲しい展開もある。

ゴジラとアンギラスの戦う場面は、かくかくとした動きも結構あり、着ぐるみではなくへリー・ハウゼンの映画の流れをくむクレイアニメ、ストップモーションアニメで撮影したと思われる。

どういう訳か、この作品のゴジラの顔をアップでみるとすごい出っ歯だ笑!

風魔座『キングコングの逆襲』

キングコングの逆襲』 1967

東宝35周年記念作品の本作は、前作『キングコング対ゴジラ』の時に取得したキングコング使用権の切れる前にと制作されたようだ。

悪の科学者ドクター・フーが北極に埋まる核兵器の素材となる“エレメントX”を採掘するために、キングコングを操ろうとするも失敗。悪のロボットメカニコングと東京を舞台に大バトルというのが大筋ですが、国連調査隊員スーザンとキングコングの交流も大きく描かれておりストーリー的にもかなりのめり込める作品です。

この作品でのキングコングは前作に比べかなりずんぐりむっくりとした筋肉質な体になっていて、表情も豊かで人間に近い。

体系に関してはメカニコングにかなり近いが、どちらかが先で寄せたんじゃないかと思う。

ポスターで大きく描かれているゴロザウルスは最初にちょい役でしか出てきませんが、何といっても注目はメカニコング!

メカゴジラよりずっと前に、対怪獣の怪獣型ロボットがいたんですよ!というか映画史上世界初ではないでしょうか??

そして非常に残念なことにこのメカニコングこの一回きりで未だ以降の怪獣映画に登場してないんですねえ。デザインも大好きなんですが。

そんな希少性からかメカニコング関連のトイもほとんどプレ値になってます。ソフビの新シリーズが出た際に何度かメカニコングも発売されてるようですが、中古市場でもなかなかの高値ですね(´;ω;`)

いつかは手に入れたい怪獣ソフビの一つです。

メカニコングの超合金なんかあっても大人気になるだろうなあ…。

風魔座『キングコング対ゴジラ』

『キングコング対ゴジラ』1962

東宝30周年記念作品の本作は、アメリカの誇る怪獣キングコングをライセンス提携し使用権を得て制作。そのためまずキングコングが主役であることが絶対。ゴジラシリーズ第3作目とされていますが、題名も『キングコング対ゴジラ』となっています。

ゴジラ映画としては初のフルカラー作品。恐らく当時すでに日本でも知名度の高かったキングコングと、ゴジラの対決は期待度も相当なものであったと推測され、一千万人を超す観客動員数の記録は未だにゴジラ映画の歴代ナンバー1!!!

テレビ視聴率稼ぎ・薬品会社の宣伝のために強引に日本に運ばれたキングコングが、人間の味方という訳でもないが結果的に人間のためにゴジラと対決。というのが大まかなお話。

ゴジラは依然として恐怖の対象として描かれていますが、それよりも単純にキングコングとゴジラのバトルに重きを置かれているので、作品と通してこれまでのゴジラ映画のような悲壮感や暗いイメージは薄いです。

見たことの無い人もいると思うので詳細は省きますが、これぞ怪獣対怪獣の礎と言える素晴らしいバトル。ゴジラ映画はこれを機に、対決ものにシフトチェンジしていきます。

ラストシーンは、熱海城からキングコング・ゴジラ共に海に転がり落ちていき痛み分け・引き分け。海から上がってこなかったゴジラに比べキングコングはすぐに海から姿を現し、南の島に帰っていくので若干キングコング優勢に描かれてますが、ゴジラが海に転げ落ちただけで死ぬとは全く考えられないし、日本からしたらゲスト怪獣であるキングコングに忖度したのかな笑。

これだけ怪獣映画好きだけど、US製ゴジラは未だに見る気おきないわたし。

日本公開延期になってしまった『ゴジラ対コング』は米国ではかなり評判いいみたいだから遂に見に行っちゃおうかな。その前にモンスターバースシリーズ過去作見てからかな。

風魔座『怪獣総進撃』

怪獣総進撃』 1968

シリーズ9作目の本作の舞台は、当時からしたらちょっとした近未来。科学技術を駆使して、ゴジラを始めそうそうたる面々の怪獣を怪獣ランドと呼ばれる島に飼っているという何ともびっくりな設定。今書いていて思ったけどこの設定はジュラシックパークと似てるね。

何でもこの映画公開当時は、ゴジラ映画の人気も落ち目で、ゴジラシリーズも本作で最後という話もあったそうな。最後にパーっと怪獣勢ぞろいさせるための設定だったんでしょうか!?

でも、僕が一つ突っ込みたくなったのは、モスラまでも他の怪獣同様、怪獣ランドで飼われているところ!いや、インファント島から離しちゃだめでしょ!モスラだけは!

そんな、近未来の日本に宇宙人キラーク星人が侵略してきて、怪獣ランドの怪獣たちも操られそうになったりするけど、何とか支配から脱出してキラーク星人側の連れてきたお馴染み宇宙怪獣キングギドラと大バトル。というのが概ねのストーリーなんだけど、ゴジラ・モスラ・ラドン・ミニラ・バラゴン・アンギラス・マンダ・バラン・ゴロザウルス・クモンガVSキングギドラという恐ろしく偏ったハンディキャップマッチで、流石のキングギドラも登場したとき、最初の勢いだけでその後はほぼいいところなくリンチにあい敗北。しかも劣勢になって宇宙に退散というパターンは他のゴジラ作品で負けた時のキングギドラではよく見られるが、今回ばかりはタコ殴りにされた挙句、動けなくなり完璧死んでる?描写まで描かれてます。ここまでやれるキングギドラは後の平成VSシリーズ『ゴジラVSキングギドラ』でメカ化される前に仮死状態で海に沈んでいく時くらいではなかろうか!?

個人的にはストーリー的にも、さほど面白い作品ではなく、とにかくいっぱい怪獣が見たい時に見る作品かな汗。マンダとかクモンガとかマニアック怪獣が見れるのは嬉しいですね。

風魔座『ナイスガイ』

ナイスガイ 1997 香港

ジャッキー流、ハードコアマッチの最高峰!

プロレスにおいて、ハードコアマッチの定義とは?

はっきり答えられる人間はレスラーでも少ない。

かつて、この質問にライターの 須山浩継さんがこう言っていたのを覚えている。

「凶器として故意に持ち出してきたものではなく、その場にあるものを試合に利用出来るのがハードコアマッチというのがしっくりくる説だね。」

なんでジャッキー・チェンの映画の話題でプロレスのハードコアマッチなのかというと、この定義をハードコアマッチと位置付けるならばまさにこの映画は、ジャッキー流ハードコアマッチの最高峰といっていいアクションなのだ!!!

料理タレントのジャッキーが、マフィアと半グレ(今風に言うとこの言葉がしっくりくる)の抗争に巻き込まれあれやこれや…。

ってまあ、ぶっちゃけストーリーはこの際、どうでもいい笑。

ジャッキー流ハードコアマッチの何たるかが見たいだけなら、後半の工事現場のバトルシーンから見てもいい!

そして、適役マフィアはぎったんぎったんのボロボロにして欲しい位憎らしく、どんな方法で〇してくれるんだろう  ( (o (  ̄*)oワクワクo (* ̄ )o))

なんて思っちゃってたが、不要なバイオレンスは好まないジャッキーが巨大工事用車両でアジトごと大破壊するラストは何とも爽快!死者は0でも最高のエンディングだ!

これぞ、明るく・楽しく・激しい香港アクション。

カメオ出演でちょい役で出てるサモ・ハンにもにんまり(∧∀∧)

風魔座『モスラ対ゴジラ』

『モスラ対ゴジラ』1964

題名の通り、本作の主役怪獣はゴジラではなく、モスラ。とは言え、ゴジラは人々の恐怖の対象として悪役ぶりを遺憾なく発揮しております。

突如出現したゴジラを退治するため、人間側がモスラに助けを求めるというシンプルなストーリーながら、最初は小美人ことザ・ピーナッツの二人に拒否されてしまいます。

その背景には当時の観光開発ブームだったり、金儲け主義の興行師の存在への批判的メッセージがあります。

最終的には、人間を助けてくれるモスラですが、自衛隊の総攻撃、余命僅かとは言え成虫モスラも歯が立たなかったゴジラに対してモスラ幼虫が二匹とは言え糸攻撃のみでゴジラの動きを止め海に沈めてジ・エンド。

しかもモスラ幼虫は二匹ともノーダメージ笑。

後のゴジラ映画でも糸攻撃の能力を遺憾なく発揮するモスラ幼虫ですが、恐らく攻撃耐性は最弱な部類とは言え、この糸攻撃だけで最強怪獣のリストに確実に入りますね…。

子供のころから友人間で最強怪獣はモスラ幼虫説な根強かったです笑。

風魔座『モスラ(1996)』

モスラ(1996)

『モスラ(1961)』を見返したので平成モスラ三部作も見たくなりました。はい。

『モスラ(1961)』 の記事でも書きましたが、子供のころそんなにモスラが好きじゃなかった私は、この映画を劇場で見た記憶がありません汗。

小学生の時は、春の『ドラえもん』冬の『ゴジラ』が必ず見る映画の定番だったんですが、う~む。もしかしたら見たかもしれないし、やっぱり見てないのかも知れない。

小学三年生の時に『ゴジラvsデストロイア』でゴジラシリーズが一旦ストップしたときは子供ながら何とも言えない虚無感に襲われたものです。

さて、話がそれましたが、本作はモスラ・フェアリー・小美人のエリアス姉妹と小学生大樹、妹の若葉の交流がメインに描かれています。

そして何といっても怪獣好きにはたまらない新怪獣デスギドラが登場!本作では語られていませんがキングギドラの亜種的な扱いをされていますね。キングギドラとの一番の違いは、前脚があり四つ足歩行するという点。

破滅的に強いキングギドラをさらに極悪にしたような容姿のデスギドラですから、ゴジラすら倒したことがあるとは言え、昆虫のモスラですからそりゃたまったもんじゃありません。

それでも、屋久島で屋久杉パワーを手に入れた新・モスラが痛めつけたところをエリアスの盾で封印という連携プレーで見事、めでたしめでたし。

モスラ幼虫形態が光線を発したり、擬態機能を使うのは本作が初めてじゃないかと思います。

幼虫形態がデスギドラに噛みつかれ、黄色い血を流すシーンは痛ましく目を覆いたくなります。

大自然の中で、モスラとデスギドラのみがバトルするので人間が戦いに参加していないのも本作の特徴ですね。その中には、経済的発展のみを重視し自然環境の破壊を顧みていなかった人間というメッセージも含まれていると思われます。

ちなみに、今のところ本作でしか登場していないデスギドラのソフビ人形は当時発売されたのみでかなりレア!ヤフオク・メルカリでチェックする日々が始まってしまいました…汗。

風魔座『モスラ(1961)』

モスラ(1961)

昭和東宝三大怪獣と呼ばれる、ゴジラ・ラドン、そして本作の主役モスラの歴史はここから始まった!

インファント島の守護神モスラは後々はゴジラ映画等で人間の味方と描かれることが多いが、初登場の本作は人間によってインファント島から誘拐された小美人を救うために日本に追ってくるという単純明快なもストーリー。巨体のため動くだけで街を破壊していきますがモスラから必要以上に人間を攻撃する描写はありません。人間側は防衛軍が容赦なくモスラを攻撃していきます。もちろん、ビクともしませんが笑

新たな大怪獣モスラの出現の中に、新聞記者のすっぽんの善ちゃんのスクープよりも倫理を大事にするところだったり、ネルソンの原住民を平気で射殺し小美人をネタに金儲けに走る極悪非道っぷりだったりのヒューマニズムを描いているのが本作最大の魅力ですね。

実は、私子供の時はそんなにモスラが好きじゃなかった。いや、嫌いとは言わないまでも、強そうでカッコいい恐竜タイプのゴジラやラドンに比べれば強そうじゃなかったし、それでいてゴジラに勝っちゃったりするから、心の中で「なんでだよ!」と思ってました笑。

もちろん、今では大好きです笑。

それでも一つ、疑問なのは当時からモスラ、女性人気がとても高かったそうですが、超巨大な蛾ですよ!?

小さな蛾(普通の)も愛してあげましょうね!